« 京町屋杉本家に番付 | トップページ | 「すもう今昔」図録 ほか »

2007年2月14日 (水)

田中邦文遺稿集

 地元信州をはじめ各地の相撲史料を探し求めて相撲史の研究につくされた田中邦文さんが亡くなって今年三回忌を迎えられた遺族が、彼の遺稿集をまとめられ、生前ゆかりのあった人たちに配られた。

 『東信ジャーナル』『相撲趣味』すもう瓦版『土俵』などに執筆されたものの他、毎年夏東関部屋を迎えて合宿の世話をされていたので、東関親方の追悼文や交歓の様子を伝える写真などが載っている。

 そして、圧巻は田中さんが全国の博物館、図書館にアタックして相撲史料を探し求めて得たリストが巻末に収められていることで、これはたいへん参考になる。

 田中さんの研究は、いわゆる番付上位だけを調べていては意味がない、大関がどこまでの位置の力士と対戦しているかなどを考えると、下位も、そしてまた地方の相撲取りたちにまで目を向けなければならないということに早くから気づいてすすめられていることだ。

 この遺稿集は都道府県立図書館などに寄贈されることのようなので、そこで閲覧できると思う。

|

« 京町屋杉本家に番付 | トップページ | 「すもう今昔」図録 ほか »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/84424/5333914

この記事へのトラックバック一覧です: 田中邦文遺稿集:

« 京町屋杉本家に番付 | トップページ | 「すもう今昔」図録 ほか »