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2007年5月25日 (金)

三役と本中

 『旧奇集』の中に出てくる各興行の顔ぶれの表記は次の通りです。

 享和2年:大関雷電平石押尾川千田川桟シ稲妻本中にて市乃川白峰藤戸平岩、高サ六尺五寸重さ四十五〆目雷電為右衛門高サ六尺一寸ヨ平岩七右衛門(注:平石のこと)マハリ七尺ヨ高サ六尺三寸押尾川巻右衛門高サ六尺一寸千田川額之助

 享和3年:大童山柏戸大関四ッ車九龍山陣ヶ岡鬼勝本中時勝鋸リ鳥の海二本松、大関高サ六尺二寸柏戸宗五郎

 文化2年:大関大見崎鬼面山関脇鏡岩秀ノ山小結緋縅緑川二段目の上駒立鋸リ陣幕朝男山綾羽本中松嶋吉野川越ヶ濱荒汐、高サ六尺二寸大見崎丈右衛門高サ六尺一寸鬼面山与一右衛門身丈七尺六寸重さ四十八貫目九紋龍清太夫

 文化8年:大関七瀧大城戸本中ニテ二代鋸リ住ノ縄

 文化11年:大関鏡岩桟シ関脇立神揚羽小結雲早山水海本中鹿子木谷ヶ島初瀬川湊川上総潟亀津

 文化12年:大関玉垣鳳関脇真鶴大鳴戸小結桟万力本中山分貴舟川種ヶ嶋浅の川鯨波松浦川大峰、高サ六尺玉垣額之助高サ六尺二寸鳳谷五郎

 文政3年大関高砂宮城野関脇桟浪渡り高根山本中若の浦葛城唐錦楠岩槙之嶋

など三役と本中の頭は名前が出ていて、前頭筆頭以下などは名前が挙がっていません。しかも三役は高サや重サが強調されています。

 これはなぜなのかおわかりでしょうか。江戸時代の相撲を知る上でとても参考になる史料の一つです。おわかりの方はコメントにお書き込みください。

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