« 土山の高砂浦右衛門 | トップページ | 芸にすぐれた七種山才七 »

2009年10月 5日 (月)

船場の高砂浦右衛門

 船場の高砂浦右衛門について『播磨奇人伝』は“元鉄石といひし人也、家業を大切につとめあまねく門人をよくそたて人の口論訴訟を治め非法にて難に及ひしをすくひわひを乞ふ、赦免のことなとも有り、貧なる小角力取老て大借金となりたるにハ花角力勧進を世話を致しやり安心さゝしむへし、情け深きも又めつらしき也”と記している。

 船場とは現姫路市船場町のことで、ここに住まいがあったと思われる。墓が名古山霊苑内の山畑町墓地にあり、右面にその人となりが細かく刻まれていて、因幡北河原村出身で、父も里正とある。

 如意輪寺にある西国三十三ヶ所の石仏の第一番に名のあるのもこの高砂。多分弟子の供養のために奉納したものと思われ、その慈悲深さが偲ばれる。(7月9日の項参照)。

 花山天皇歿後1000年で、2008年9月1日から2010年5月31日まで順次御開帳が行われており、各寺院ともお参りの人でにぎわっている。

|

« 土山の高砂浦右衛門 | トップページ | 芸にすぐれた七種山才七 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/84424/31647033

この記事へのトラックバック一覧です: 船場の高砂浦右衛門:

« 土山の高砂浦右衛門 | トップページ | 芸にすぐれた七種山才七 »