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2010年10月 9日 (土)

茂木町史・芳賀町史

 図書館へ行くと、市町村史の史料編に目を通す。相撲に関する記述もあり、非常に役立つ。

 『茂木町史』には、文化二年の野州・常州門弟控帳が紹介されていて、近年乱れてきているので、守るべき事柄をあげ、相反するものは破門するという内容。これに七十八人もが署名している。

 『芳賀町史』は、『茂木町史』の門弟控帳にある上稲毛田村の木村儀十は香具師の世話人木村礒十と同一人物ではなかろうかとし、香具師の仕事は相撲興行にも及んでいたと結んでいる。

 これは高埜利彦さんのいう、「相撲年寄たちは、地方における相撲興行の担い手たちを、「故実門弟」「相撲世話人」「相撲目代」などに任命し擬制的な「師弟関係」を結ぶことで、緊密な関係を結んでいった」(シリーズ近世の身分的周縁3 『職人・親方・仲間』 相撲年寄)を参考にした結論である。

 門弟中とある相撲取りの墓に、庄屋さんであったとか、親子三代とか、いろいろあって、本人が力士であったかどうか疑問に思うものが多い。

 墓の分類に「力士」としているホームページも「相撲」という名にした方が適切ではないかと思う。

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