待ちに待った草津市観光物産協会の第33回草津ハイキングは小春日和に恵まれたが、黄砂で比叡も比良もかすんでいた。
草津市観光ボランティアガイド協会の方からいただいたガイドブックは折りたたんでポケットに収まりやすいように工夫されていてまず感心。
まず北山田町にある竹川平六の墓、台石の右側面に「右あなむら道」とあるのがわかった。ありがたいことに墓の周りの草を刈り取ってわかりやすくしていただいている。矢橋の浮位野墓地(うぐいのぼち)の七夕九右衛門たちの墓にも花が供えられていて、「花が供えられているということは?」と問いかけると、これも前日にスタッフが用意されていた。
西光寺さんでは住職からお不動さんのいわれなどお聞かせいただき、「御葩」をいただいた。
大宮若松神社に御神灯を寄進されている中神琴渓さんの墓は京都にあること、法印柿のこと、そして、瓦にある紋の微妙な違いで年代がわかること、近江の金比羅常夜灯は竹生島を意味していることなどなど、スタッフからいろいろお教えいただいた。
矢橋帰帆島にある滋賀県立水環境科学館では“九冊八帰帆”さんの落語「鍬形」を拝聴、その熱演ぶりに拍手喝采。帰帆さんはこの館の副館長。ここで昼食、午後一時に花の塔のセラミックファンタジー噴水が見られるように設定されていたのにも感心する。交流館からは板番付なども持ち込まれていた。とんとん紙相撲のお土産もいただいた。
スタッフのひとりYさんから野々花霊園にある荒寅末吉の見えない部分を調べた結果をお聞きした。きょう訪ねてきた竹川平六の墓、冷水佐助の建てた道標もYさんから交流館に伝わったものと推察できた。
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