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2011年8月20日 (土)

浅草寺日記 第31巻

 吉川弘文館発行の『浅草寺日記』は30巻の予定であったが、あと10巻ほど出版されることとなって、今年6月第31巻が出た。

 文久2年の「日並記」3月26日の項に仁王門外西之宮稲荷社脇で晴天十日稽古相撲を興行したいと願人谷川円太夫、差添間垣伴七の名で出されて許可されている。

 が、6月25日に場所の入口がよろしくないので、仁王御門西方に変えて頂きたいと願い出ている。この願い書は谷川と大山谷右衛門となっている。なぜ、間垣から大山に代わったのだろう。

 実際には7月に行われたようで、16日の項に検使入来とある。

 「御用記」の12月22日の項には福聚院境内で来春早々稽古相撲興行の願い書が出されている。

 安政2年の地震や3年の水害、そして、この年の夏からハシカやコレラが流行してたいへんな中での興行である。

 なお、谷川円太夫は安政3年4月に九重武治右衛門を差添に、安政6年4月には錣山喜平次を差添に西ノ宮稲荷社脇で晴天十日の稽古相撲を願い上げている。

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