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2011年10月 9日 (日)

秀ノ山横綱免許披露の相手は胡籙

 『肥後 中村恕斎日録』第二巻の弘化四年九月二十五日に、「今日は下河原角力有之候ニ付、吉田仁七郎(善左衛門弟)より案内いたし候ニ付、桟敷より致見物候処、一昨日秀の山と申大関取、吉田より横綱を差ゆるし候ニ付、かたやにて披露いたし候」とある。

 御当地の「黒雲、雲生嶽抔は余程之上手と相見、其外中以下ニも雲龍抔申、上手相撲取勝負おもしろく覚候」ともある。

 そして、秀ノ山と胡禄(ママ)の取組について小敵を侮らずとほめ、相撲の芸のおもしろさ、関取の誠、寛大さなど大名も及びがたいなどと、長々と感じ入ったことを記している。

 なお、胡禄は中相撲胡籙矢之助のこと、ヤナグイ。当時雲龍も中相撲ながら注目を浴びている。

 中村恕斎は時習館訓導から、父の死後郡代をつとめる。 

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