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2012年10月13日 (土)

二丈町の蓑嶋墓

 村上敦様からお教えいただいた二丈町松末にある蓑嶋墓へ行ってきました。唐津くんちの11月初めは宿が取れず、唐津近代図書館が10月10日まで蔵書整理で休みということもあって、11日に筑前前原から唐津街道を歩きました。

 12時5分前に歩き始め、午後1時加布里着、天満宮で昼食、土俵があり、近所の方が子どもたちと来ていらっしゃったので尋ねると、四月に子ども相撲を催している由、大きな山笠の収蔵庫もあったが、近年出ていない由。肥前狛犬に、芭蕉の「梅が香に……」の句碑もある。芭蕉は九州に足を運んでいないが、慕う人多く、約二百余りの芭蕉句碑があるという。

 ここからは海を眺めながら歩く。姫島が遠のいたり、近づいたり。松末の稲荷さんにも寄る。目隠し女相撲を見に来たことがある。白い衣装で座って取る。

 村上さんからあらかじめ教えられたところ、2万5千の地図にも碑の印が載っている。クボタの店を過ぎて入っていくと、右手斜面に碑が見えた。近づいて蓑嶋墓と読み取る。

 正面「雲霊神 蓑嶋墓」、背面「天保九戊戌年 四月十八日」(2行)。大きな自然石で、タテ160センチ、ヨコ70センチ(いちばん広いところ)。台石も大きい。そこに「明治二巳五月 中園譽三郎立」とある線香立てが載っている。

 シーサイドヴィラ管理事務所の人が出てこられ、「これはいったいなんですか」と聞かれた。江戸時代の唐津を代表するお相撲さんの墓で、江戸や上方へ往き来する人たちが蓑嶋を讃え、道中の安全を願ったのではないでしょうか、などと説明する。

 ズボンは花の種だらけになった。村上さんからのコメントでは草などが刈り込まれてわかるようになったとあり、今でも暗くて、大きな通りにも面していないので気がつきにくい。

 村上敦さん、ありがとうございました。やっと訪ねてきました。墓碑の大きさからも文政十三年五月十六日に亡くなった蓑嶋権右衛門の供養墓と断定してよいと思います。

 唐津市佐志南墓地に一家の墓がある。蓑嶋は笠付きの立派な墓で、台石には土俵が象られている。

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