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2013年1月 1日 (火)

大蛇鱗庄之助

 あけましておめでとうございます。

 ことし、阪急電車京都線に「西山天王山」駅が誕生します。大山崎町円明寺というところで、小倉神社への参道があり、調子踏切のところに、神社への献燈が二基建っています。

 もともとは少し東の西国街道に建てられていました。神社に向かって左には「嘉永元戊申歳 小泉彌五郎」とあり、台石に「荷物船中」、最下段に「泥川濱治左衛門」とあり、向かって右には台石に「大蛇鱗庄之助」、「當村酒屋作兵衛」と刻まれています。

 大蛇鱗庄之助は京都番付嘉永二年五月に中相撲三段目に山城頭書、同五年五月に中相撲二段目に京頭書で出てきます。

 大蛇鱗は向日市文化資料館にある嘉永二年八月の板番付には西岡頭書で、鱗嶋市五郎(のち京都相撲頭取朝男山)と一人とんで並んで出ており、ふたりとも小倉神社に相撲絵馬を奉納している鱗形音右衛門の弟子と思われます。

 明治になって京都番付世話人に大蛇鱗馬吉の名が四年九月まで出てきますが、大蛇鱗庄之助のことではなかろうかと思われ、この辺りも京都相撲朝男山の地盤で、高瀬川清兵衛ともども淀川水系の舟運関係の仕事で若者を指導していたのでしょう。

 

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